2023年

    針供養

    針供養とは折れたり曲がったりして使えなくなった針を、お豆腐や蒟蒻に刺し供養することです。

     

    年少組では、針を知らない子もいたので、「針とは何に使うものか?」という所から話をしました。衣類の縫い目を一緒に探したところ、身の回りには針で縫われている物がたくさんある事に気付きました。

    そして供養とは何か、を話す際に「人間でいうお葬式と同じこと」と伝えると、それまでにこやかだった子ども達の表情が一気に引き締まったように見えました。

    そんな話をした後、いざ青龍権現堂へ。

    先の尖った針を渡すと緊張したた様子でしたが、ゆっくり優しく刺すことができました。

    お部屋に戻ってから物の扱い方について考えてみました。すると「大切にする!」と答えが返って来たので、具体的にどうするのか考えてみました。すると、「優しくする」「そっと使う」「無駄遣いしない」と様々な声があがり、どう行動すべきなのか考えることができました。

    その話をした後には、「トイレットペーパーも無駄遣いしちゃだめだよね!」「お水も!」「スリッパは手で並べる!」と子ども達なりに大切に使おうと心掛けている様子が伝わってきました。

    行事を通し「物の扱い方」や「大切にするとはどういうことか」改めて考えるきっかけになりました。しかし、今日一日だけでは意味がありません。常日頃から自分も含め、みんなで考え実践していきたいです。

       

     

     

     

    ハンドベル

    能満寺ハンドベル「エコーベルフラワーズ」のみなさんが、年長児ゆり組の卒園のお祝いと、小学校進学への応援を込めて演奏会を開いてくれました。

     

    まずお遊戯室に入ると、ハンドベルの数の多さや、金色の輝き、中には子ども達の身長の半分ほどの大きいハンドベルがあることに驚いていました。

    ハンドベルを振ったり、回したり、机にたたいて音を鳴らしたりと、様々な音の出し方を紹介してくれるコーナーもあり、そんな方法もあるのかと興味津々でした。

     

    知っている曲でも、ハンドベルの音色でいつもとは違った雰囲気になり、子ども達も大人も素敵な音楽に聴き入ってしまいました。

    実際に子ども達もハンドベルの体験をさせてもらい、「ドレミの歌」を演奏しました。普段自分達が使っているハンドベルとは違い簡単には音が鳴らず、扱いが難しいようでした。

     

    最後に子ども達の大好きな曲、「こびとビート」と「にじ」の曲を演奏してくれて、ハンドベルの演奏に合わせて歌ったり、踊ったりと楽しい時間を過ごすことができました。

     

    昼食を食べた後は、幼稚園のハンドベルを使って自分で歌いながら曲を演奏したり、持ち方音の出し方を真似したりしていました。

     

    エコーベルフラワーズの皆さん素敵な演奏会を開いていただきありがとうございました。

     

     

     

    豆まき

    2月3日は節分ということで、全園児で豆まきを行いました。

    朝から「鬼が来るんだよね…」と緊張していたり、「簡単に倒せるよ!」と勝利宣言をしていたり、様々な様子が見られました。さて、実際はどうなったのでしょうか。

    集会には素敵なお面と升を持って集合してくれました。

    集合するなり、そわそわしながら鬼の居場所を探します。

    「あれ?○○先生がいる。」鬼は先生がやっていると予想していたようでした。当てが外れてしまいましたね。

     

    いよいよ鬼の登場です。

    「鬼は外、福は内」の掛け声を忘れてしまっている子が多くいましたが、「いけ!」「くらえ!」などとそれぞれの思う言葉で鬼と対峙していました。今年は捕まってしまった先生を見捨てる事もなく、勇敢に立ち向かってくれました。嬉しかったです。

    鬼も負けじと粘りましたが、子ども達のパワーには勝てず、退散していきました。怖がりながらも、本当によく頑張りましたね。

    この日に向けて、年少・年中さんは鬼を倒す方法をたくさん考えたり、お面やお飾りに意味を込めたりしながら準備をしてきました。

    年長さんは、自分の内面と向き合う時間をとり、生活を見直すきっかけとしてきました。

    豆まきと一口に言っても、臨む姿勢は学年によって様々です。日本の伝統行事をそれぞれの学年に応じた形で関り、十分に楽しむことができました。

    それぞれが真剣に臨み、鬼を追い払うことに成功した皆さんです。また一年間、心身ともに健康で、楽しく過ごせることでしょう。

     

    ご協力いただきました保護者の方にも大変感謝しています。

    誠にありがとうございました。

    防犯教室 まもる号

    今日は栃木県防犯協会の方々に来ていただいて、

    誘拐防止についてのお話しを聞きました。

    まずは誘拐とはどんなことなのか、という映像を見ました。

    子ども達は真剣な表情で見ていました。

    その後は誘拐されないためにどうすれば良いかの実践です。

    まずは体を丸めて石になる練習です。

    こうすると運ばれにくくなります。

    そして「助けて!!!」と叫ぶこと。

    「キャー!」だと、遊んでいると勘違いしてしまう事もあるので、

    「助けて!」と叫びます。

    そしてゆり組さんとお約束の確認をしていると突然しらないおじさんが!

    おもちゃやお菓子で子ども達を誘いましたが、

    「いらない」「いかない」「助けて!」としっかり

    自分の身を守ることができました。

     

    お約束をしっかり頭にいれて今日はおしまいです。

     

    教室に戻ってから「ニュースでこんなの聞いた」

    「ママが言ってた」と、お話の内容をきちんと理解しているお友達もいました。

    ご家庭でも、何かあったときの対処法やお出掛けをする際の

    お約束をお話ししてみて下さい。

    年長ゆり組さんは4月から小学校に進学します。自分達で歩いて行くことになるので、

    今日の約束をしっかり覚えておいて欲しいです。

     

    おもちゃランド(城山東小学校)

    年長ゆり組が城山東小学校へ行ってきました。

    学校へ到着すると小学生の子たちが元気よく挨拶をして迎えてくれました。少し緊張気味だったゆり組の子達も、優しく声を掛けてくれるお兄さんお姉さんたちにだんだんと笑顔になっていきました。

     

    まずは学校の中を見学しました。図書室では知っている絵本もありましたが、8000冊も本がある事には驚いていました。体育館では、その広い空間や、幼稚園のお遊戯室よりもはるかに広く大きいステージに驚いていました。教室や保健室なども見せていただき、2年生のお兄さん、お姉さんたちが各お部屋について説明をしてくれました。

    そのあとは小学生の子達が一生懸命考えて準備をしてくれた「おもちゃランド」に参加しました。最初は戸惑っていましたが、小学生の子達から「こっちにおいで」と呼び掛けてくれたり、ゲームのやり方を目線の高さをあわせて親切に教えてくれたりして、子ども達もスタンプラリー形式のゲーム遊びに楽しく参加することができました。

         

    最後に校庭をまわりました。テレビでしか見たことのない大きいサッカーゴールや、大きいプール、縄跳び台、登り棒などの初めて見る面白そうな遊具に「あっちは何?、こっちは何?」と興味津々でした。

      

    この日初めて見るもの、聞くこと、知ることが沢山あり、小学生になることを楽しみにしている子ども達は目をキラキラさせていた一方、はじめて見るもの聞くものが多すぎて頭の中が整理しきれていない様子の子もいました。「自分の行く小学校にも同じのあるかな?」と今日の「おもちゃランド」を通して、より進学への期待が膨らんだようでした。

     

    そして、かっこいい小学生になるために、今日の小学生達の元気な挨拶や、親切に声を掛け教えてくれたことを見習って、残りの日々を過ごしていきたいと思います。

     

    城山東小学校の2年生の皆さん、ありがとうございました。

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