ピアノ・礼法参観

     

    礼法保育とピアノ教室の参観を行いました。これまで取り組んできた成果を保護者の方に披露するとても大切な日です。この日を楽しみにしていた子ども達は、指折り数えながら当日を待ち望んでいました。

     

    「みなさん、今日は参観です。目をつぶって想像してみてください。お母さんやお父さん達がみなさんを見ています。さぁ、どんな反応をしてくれていますか?」と聞いてみました。「あぁ~かっこいいって言ってる」「おいしいお抹茶を飲んでる」「にこにこしてる」「完璧って言われた」と、成功するイメージがしっかりと見えているようでした。

     

    ・礼法参観

    障子を開けると、静まり返ったお部屋の雰囲気と保護者の方々からの注目に、一気に緊張感が高まった様子でした。緊張していても「お友達と息を揃えること」「ゆっくり丁寧にやること」を十分に意識しながら成果を披露することができました。

    失敗してもその場で考え、何とか終えることができました。これまで真剣に取り組んできた賜物ですね。そんな姿に保護者の方々も感動し、中には涙する方もいらっしゃいました。本当に立派でした。

     

    ・ピアノ参観

    年長さんに進級してからの一年間で、音符やそのリズム、指番号などピアノ演奏の基礎を学んできました。初めはぎこちなかった両手での演奏もすっかり慣れ、本番当日も自信を持って発表できたようです。礼法参観の静かな雰囲気とは反対に、元気に歌ったり、手遊びをして笑い合ったりしながら終始賑やかな参観となりました。

    「音を楽しむ」のが音楽です。演奏、歌唱、手遊びと様々な角度から、その醍醐味を味わうことができたようです。

     

    保護者の方が帰った後に子ども達と参観を振り返りました。緊張した中でもしっかりと発表できた上に、保護者の方からもイメージしていた通りにたくさん褒めてもらえました。

    「今日の参観はどうでしたか?上手くいきましたか?」

    「できた!…けど、うーん…」と何とも歯切れの悪い返事。

    よく聞いてみると、「弾くところを間違えた」「礼法で座り方を間違えた」と緊張から失敗し、納得のいっていない所がそれぞれの中であったようです。

    このクラスの子ども達はとても器用で活発で、いつでも自信満々なタイプでした。これまでの行事でもできていなくても「できたー!!!」「もう100点、いや1000万点!」と言っていたので、この反応は非常に驚きました。

    いつも間違えることなく簡単にできている事でも、失敗してしまうことなどこの先の人生で数えきれない程あります。失敗を認め、そこからどう対処するか?それが大切です。本当に良い経験ができましたね。また一つ小学生に向けて、大きな一歩を踏み出せたように思います。

    ひなまつりお茶会

    ひなまつりお茶会を開きました。
    お茶会は年長さんが幼稚園の全クラスのお友達にお茶を振舞います。そんな大役の年長さんは「かっこいい所を見せたい」「おいしいお抹茶を飲ませてあげたい」という二つの大きな目標を掲げ、気合たっぷりに臨みました。

    本番を迎える数日前のこと、年長さん同士で「お茶会ってどこでやるんだっけ?」という何気ない会話から、集合時間は?持ち物は?服装は?年長さんがあやふやなのに、他のクラスのお友達は知っているのだろうか…ということに繋がりました。

    確かに、よく気が付きました!大切ですね。危うくお客さんがこない所でした。

     

    招待状を書き、会場も誰が見ても分かるように装飾を施しました。必要に応じてアドバイスはしましたが、子ども達からたくさんのアイディアが出てきたことに、広く考えが及ぶようになってきたと大きな成長を感じました。

     

     

    さて、いよいよ本番です。サプライズ感を出したいとのことで、いきなり身を潜める年長さん…。

     

    緊張しながらも、姿勢も表情も真剣そのものです。

     

    いつも反省に上がっている「動きを揃える」ことも十分に意識していました。

     

     

    お茶会後、「あったかくておいしかったよ」「~しているのがかっこよかった」とたくさんの褒め言葉をもらうことができました。照れくさそうな表情が印象的でした。

    お客さんのために意見を持ち寄りながら取り組んだひなまつりお茶会。大きく掲げた二つの目標は達成されたようです。また来年もやりたいそうですが、もう小学生です。誰かのために尽くすことの心地よさを感じてもらえてよかったです。

     

     

    針供養

    針供養とは折れたり曲がったり、錆びたりして使えなくなってしまった針を豆腐や蒟蒻に刺して供養する行事です。
    幼稚園では針供養を通し、身の回りの物に感謝し大切に使うよう伝えています。

    子ども達に「針」とは何か聞いてみると考えこんでしまい、ようやく出た声が「ハリセンボン?」でした。
    時代でしょうか。

    「針」は子ども達にはあまり馴染みの無いものになっているようです。実物を見せると「お母さん使ってた」「お家にある」「お洋服直す時のやつ」と数人が教えてくれました。そこから針は何に使うものか、針のお仕事を伝え、身の周りに針が使われている物はあるかみんなで探してみました。一つ見つけると次から次に見つけ、自分が身に着けているもの、持ち物はほとんど針がお仕事してくれたものばかりだと気づきました。

    役目を終えた針に感謝をしながら、丁寧に優しくお豆腐や蒟蒻に刺して供養します。

      

    みんなで供養した針は、延長保育のお友達が「お疲れ様。ありがとう」と土に埋めてくれました。

     

    普段から「物は大切にしましょう」ということは伝えており、子どもたちも「大切にする」とは具体的にどうすることかもわかっています。しかし、今回の行事を通し、普段の物の扱い方を振り返り、身の回りの物は勝手にできたものではなく、たくさんの物、人が関わっていることに気づくとてもいい機会でした。なぜ大切にするかの理由が少し分かったのではないでしょうか。

     

     

     

     

     

    豆まき

     

    諸説ありますが、立春=一年の始まりと考えられ、一年が始まる前の日に邪気を追い払い、良い年を迎える、そんな意味を込めて「追儺」という行事が行われており、それがこの「豆まき」の起源だそうです。

     

    意味合いはそれぞれの学年に合わせ伝え、そのうえで製作を楽しんだり、どうやったら鬼をやっつけられるか会議をしたりしながら今日を迎えました。

     

    鬼が現れる前は「鬼呼んじゃう?」なんて余裕の声も聞こえましたが、いざ鬼が登場するとその表情は一変。「鬼は外!福は内!」と言う余裕はほとんどなく、静かに、でも鬼をやっつけようと、ひたすら豆を投げつけていました。

     

    鬼が退散すると安堵の涙を流し、抱き合うクラスもありました。怖がりながらも、よく頑張りましたね!

     

    豆まきを行うにあたり、年少うめ組さんは鬼=怖い物という先入観を和らげられるよう鬼対策会議を開いたようです。「小鬼やお母さん鬼かも?それなら、怖くないね!」なんて話をしていたようですが、やはり怖いものは怖かったようです。

     

    年中たんぽぽ組さんは、自分の中の悪い鬼を退治しよう!と意気揚々と豆まきに出発し、豆まき中は終始冷静でしたが、升にたくさん豆が残っている子がいました。強がってはいても怖かったようです。

     

    年長ゆり組さんでは、そもそも鬼は皆を倒しに来るのではなく、自分の中の悪い鬼を退治するために、目に見える形で鬼としてやってくるということを話しました。そして前日から「自分の悪い所はどこか」を考え、自分の欠点を見つめ直すいい機会になりました。豆まきをして鬼退治は出来ましたが、心の中の悪い鬼を本当に退治できるかは、今後の子ども達次第です。自分の欠点に注意して生活し、更にかっこよくなってくれることを期待しています。

     

    学年によって捉え方は異なりますが、節分という行事をそれぞれが楽しむことが出来ました。邪気を追い払えた子ども達に、良い一年が訪れますように…

      

    おもちゃランド(小学校訪問)

     

    先日、城山東小学校の2年生から「おもちゃランド」への招待状が届きました。

    それを子ども達に配ると…「早く学校行きたい!」

    「この招待状をかいてくれた子に会えるかな!?」

    とこの日を心待ちにしていました。

     

    体育館へ到着し、皆で学校探険をしたら、お待ちかねのおもちゃランドです!

    最初は緊張や戸惑いから表情が固く、静かでした。しかしお兄さんお姉さんに優しく教えてもらったり、褒められたり、ゲームを楽しんだりしているうちに、緊張もほぐれ、いつもの笑顔が見られました。また普段は幼稚園の最年長児として頑張っているゆり組さん。小学生がやってくれそうになっても自分で出来る所は「それなら出来るよ!」と話す姿に、改めてたくましさを感じました。

         

     

    実際小学校へ行き、真新しい物をたくさん見て、幼稚園との違いに気付き、小学生と触れ合いを楽しんだことで、今まで以上に進学への期待が深まったようです。その気持ちを大切にしながら、残り30日間の幼稚園生活を楽しんでほしいです。

     

    城山東小学校の2年生の皆さん、ありがとうございました。

     

     

     

     

     

    幼稚園で遊んでみませんか?

     

    当園では、見学はもちろんのこと、「広い園庭で思い切り遊ばせてみたい」「お部屋にあるたくさんのおもちゃで遊ばせてみたい」など、遊び場として利用してみたい方も受けつけております。

    入園対象の年齢にはまだまだ満たないお子さんも大歓迎です。幼稚園で楽しく遊んじゃいましょう♪

    希望される方はお電話(028-652-2222)またはこちらから(https://www.noumanji.jp/kindergarten/admission-contact)

    ご連絡くださいますようお願いします。皆さんのお越しを楽しみにしております!

    担当:副園長 横塚翔太

     

     

     

    サッカー教室

    普段からサッカーが好きな子ども達は、前日から「明日楽しみ過ぎる!」と大はしゃぎでした。

     

    今日は雪が降っていましたが、寒さなんてなんのそのです。

    コーチ達と対面してすぐさま巧みな話術の虜となり、笑いが止まらない子ども達。そんな楽しい雰囲気の中練習が始まりました。

    まずはボールやカラーコーンを使い、跳んだり走ったりしながら、ウォーミングアップです。
    コーチ達に果敢に挑み、体を思い切り動かすことを楽しみました。

          

    時折見せるコーチの華麗なドリブルやパスに負けじと、スライディングをしたり、ボールを激しく取り合ったりといつも以上に白熱したプレーを繰り広げていました。手に汗握るいい試合でした!

       

    シュートが決まるとチームの仲間と抱き合って喜んでいました。喜びを分かち合えるのはチーム競技の醍醐味ですね!

     

    サッカー教室が終わった後、教室で「サッカー選手になれるって言われちゃった!」と自慢気に話していました。元々サッカーに自信があった上に、コーチに褒められたことで子ども達はさらに自信を深めたようです。
    これからどれだけ成長していくのか…楽しみです。

     

    実は始まる前に、「サッカーやだな…」とボソッと話す子がいました。
    大丈夫かと心配していましたが、笑顔で参加する姿を見て、子ども達をやる気にさせることの大切さを改めて実感しました。
    子ども達が「楽しい!」「もっとやりたい!」と思えれば自然と興味や関心、向上心が深まっていきます。そんな保育を毎日展開させることが私たちにとって何よりも大切なことだと再認識出来たので、明日からの保育に活かしていきたいです。

    栃木scの皆様、本当にありがとうございました。

     

    餅つき、4年ぶりに解禁しました!

    コロナ禍で自粛してた餅つきですが、この度4年ぶりに解禁いたしました!

    『子ども達に餅つきの体験を』『搗きたてのお餅のおいしさに触れて欲しい』という事はもちろん、

    調理や鏡餅作りなど、子ども達には「餅つきの全部」を体験してもらいます!

    ホカホカのもち米投入!

     「わぁっ、もうお餅の匂いがする!」

     お父さん達、もっと腰を入れて!

    渾身の力で、搗くべし!

     「お米がお餅っぽくなってきたよ!」 

     

    選手交代!さあ、子ども達も頑張って!!杵はどんな風に持ったら持ちやすいかな?

    「せーの」 「よいしょー!」

     よく狙って… 「よいしょーっ!!」

     

    さあ、熱いうちにお餅を皆で食べられるよう準備をしましょう!

       スプーンを使ってきな粉をまぶして…

    もちろん鏡餅を作るのも忘れずに!!

    「まだ温かいね」 「全部のお部屋に作ろう」

     「きれいに丸くするのって意外と大変…」 

     お店で買うものとは違う、なかなか味のある仕上がりに。

     

    みんな揃って、「いただきます!」

           

    「お餅って、お米からできるんだね!」

    「ぷにぷにで、おいしい!!」「おかわりください!」

    子ども達が普段なかなか体験できない「お餅つきの全部」。

    「面白かったー」と思う個所はそれぞれ違っても、

    みんなのその笑顔が見られただけで、先生たちはお腹いっぱいです!ご馳走様でした(^^♪

     

     

    芋掘り

    今年も幼稚園の近所の方のご協力の下、芋ほりを行いました。

    年長さんが5月に苗植えをし、雑草むしりをするなど面倒を見てくれたお芋が立派に育ちました。今日は全園児でお芋ほりです。畑に行く道から「おっきいの掘りたいな、いーっぱい掘るんだ、掘るぞー!」と楽しみと期待とやる気がいっぱいです。
    掘り方を聞いてスタートすると、勢いよく掘りだす子もいれば、「先生虫がいる」「汚れちゃった」と気にしながら始めるお友達と様々でした。少しずつお芋が顔を出し、あちこちで抜け始めると、いつの間にか虫や汚れを気にしていたお友達も全身真っ黒になりながら一生懸命夢中で掘っていました。

    「先生!見て!」「おっきい!」「おもいっ!」「ちっちゃくて赤ちゃん芋」「ひょろひょろー」と嬉しそうに次から次へと掘れたお芋を披露してくれました。収穫の喜びは十分に、お芋には様々な大きさや形があること、お芋が繋がっていることも自然と理解することができました。また「手伝って」の声も多く聞かれお芋掘りの大変さも身をもって感じることができましたね。
    掘ったお芋は年長さんが焼き芋の準備をし、園長先生、副園長先生が食べられる焼き芋にしてくれました。一人一本おやつ用にお持ち帰りです。

    たくさんのお芋が入った重い袋も自分で一生懸命に持ち上げ、自慢そうに持ち帰ります。
    普段、うっかり荷物を忘れて帰るお友達も、掘ったお芋と焼き芋は誰一人として忘れずに帰りました。
    嬉しさと大変さ、大切さがたくさん詰まったお芋になったことでしょう。

    みんなが普段口にしてる食べ物も、たくさんの人が携わり長い時間をかけて一生懸命育ててくれた大切なものです。更には、食べ物を美味しく調理してくれる人もいます。これからも食べ物への感謝を忘れずに過ごしていきましょうね。

     

     

    りんご狩り

    お天気にも恵まれ、まさに絶好のりんご狩り日和。

    何日も前から「りんご、いっぱいとるぞ!」と意気込んでいたこどもたちは、おうちの人と一緒に大はりきりで園を出発。

    「わあ!大きいバス!」と、初めての大型バスに先ず感激✩

    少し興奮気味でバスに乗り込みました。

    りんご園さんのご厚意で、今日収穫するりんごの試食をいただくことになりました。

    「どっちの種類が美味しい?」と初めは一かけずつ大事に食べていましたが、いつの間にか山盛りだった試食のりんごはあっという間に売り切れ状態に。

    美味しいりんごでお腹いっぱいになった子ども達は元気100倍!足取り軽く、いざ、リンゴ畑へ!

       

    「採るのが速すぎて写真が撮れない(汗)」「重い…早く採って(汗)」というお母さん達に対して、子ども達の方は終始ハイテンション!
    手の届くものからどんどん採っていく子もいれば、お母さんの抱っこしてもらって高いところのものを獲る子など、皆思い思いにりんごの収穫に励みました。

     

    りんご狩りを終えて次に向かったのは『ろまんちっく村』

    お弁当を食べ終わると、お母さん達も一緒になって、かくれんぼや だるまさんが転んだ、鬼ごっこなど自由遊びに。

    最後は全員でレクリエーションを楽しみました。

    どんぐり100グラム大会。時間内に100グラムに近いどんぐりを集めた人が勝ちです。

    優勝者の記録は、なんと101グラム!

     

    やっと交流する機会がもて、子どもも保護者も楽しい時間を共有できたようで良かったです。

    「りんごがり、たのしかったぁ!」「またみんなで行きたいな」この言葉をあちこちから聞け、準備してきた先生も、とーっても嬉しかったです。

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