2025年2月13日
城山東小学校おもちゃランド(小学校訪問)
城山東小学校の2年生から「おもちゃランド」と書かれた招待状が届きました。
招待状には小学生たちが描いた素敵な挿絵が描かれていました。最近ひらがなが読めるようになった子どもたちは、招待状に穴が開くのではないかというほどじっくりと眺めていました。すると、差出人の名前の中に卒園生の名前を発見!小学校へ行くことがますます楽しみになったようです。
実際の登校を意識して、小学校まで歩いて行くことに。

小学校に着くと、待っていた小学生たちが学校を案内してくれました。
机にも座らせてもらい、すっかり小学生気分です♪

その後は小学生の皆さんが用意してくれたゲームを楽しみ、校庭を散策して帰ってきました。
幼稚園に着く頃にはみんなぐったり…。
それでも、小学生たちの発表を見て、話し方や声の大きさなどを子どもたちなりに考え、感じたことを言い合う姿に、子どもたちの成長を感じることが出来ました。

この子たちが小学校へ行く日まで、あともう少し…。そう思うと、しんみりしてしまいます。
交流会を一生懸命に企画し、準備をしてくれた城山東小学校の皆さん。
楽しいひと時と貴重な体験を、ありがとうございました!
2025年2月7日
針供養
お寺の青龍権現堂(せいりゅうごんげんどう)で、針供養を行いました。
針供養とは、針仕事にかかわる人たちが日ごろ使っている針に感謝し、裁縫の上達を願い、また道具を大切にすることを目的としているものです。当園では「物を大切にしよう」というところに繋げています。
折れたり曲がったりしている針を、柔らかいこんにゃくや豆腐に刺して「ありがとう、お疲れ様でした」と想いを込めながら合掌しました。

そして夕方、延長保育のお友達に土に埋めてもらい、供養しました。

各教室では、学年に合わせて、身近なものへの関わり方を考えました。
年長ゆり組では、発表会で作った段ボールの自動販売機を「ボロボロだね」「きれいに直して使わないとね」と考え、月曜日に直そうと自分たちで考えたようです。
物を大切に扱うとはどういうことなのか、針供養をきっかけに見つめ直し、大切に扱う心を育んでいけるよう継続して伝えていきます。
2025年2月5日
豆まき
節分に行う豆まきは、季節の変わり目に起こりがちな病気や災害、悪いもの(鬼)を追い払い、良いもの(福)を呼び込むための儀式とされています。
年中組では豆まきに向け、節分にはどんな意味があるか伝えながら、お面や豆入れを製作しました。「鬼は女の子かもしれないからピンつけよう!」とアレンジしたり、豆入れを可愛くしてみたりと子どもたちなりに創意工夫して製作を楽しんでいました。
鬼に恐怖心があるようでしたが、出来上がったものを見て鬼を倒す方法を自分で考える姿も見られました。さあ、本番ではどんな姿が見られるのか楽しみです。

豆まきが始まる前、子どもたちの表情を見てみると、「いつ来ても倒せるぞ!」と強い姿勢を見せている子もいれば、中にはどこから鬼が来るのかキョロキョロ探している子もいました。


怖がりながらも「鬼は外!福は内!」と真剣に豆を投げ、鬼を追い払おうと必死でした。鬼が倒れながら去っていくと、「倒した!」「なんか弱かったな~」と安心した様子で、子どもたちの強張った表情も無くなっていきました。恐怖心に打ち勝ち、自分たちの力で倒せたという達成感を味わうことが出来たかと思います。

今年一年、子どもたちの健康と安全を祈りながら、園生活を過ごしていきたいと思います。
2025年1月28日
サッカー教室
栃木SCさんがサッカーの出前教室を行ってくださいました。前日から楽しみにしていた子も多く、いつもよりもテンション高めで、いざ、園庭へ!

まずは、コーチ対子どもたちで「こおりおに」対決!
「タッチされたら、こうやって固まってね!」
「あと、あっちのタクミコーチの帽子の中、実は焼きそばが入ってます(笑)」
そして狙われるタクミコーチ ⇒ 


結果は優しいコーチ陣のおかげで子どもたちの圧勝で終わり、たっぷり褒められて気を良くした子どもたち。緊張もほぐれた様子でした。子どもたちのハートもガッチリと掴み、コーチたち、さすがです!
その後はボールを使った様々なメニューをこなし、最後には試合形式のゲームをしました。
ゴールを狙って真剣な子どもたち。普段はあまりサッカーをやらない子も、夢中になってボールを追いかけていました。

初めは緊張した様子の子どもたちでしたが、コーチたちの「一緒にサッカーを楽しもう!」という楽しい指導のおかげで、終わってからも「面白かった!またやりたい!」「いっぱいボールをドリブルできた!」と目を輝かせていました。いつの間にか役割分担をする姿が見られ、まさにワンチームに!お友達と「やったー!」という気持ちを共有することで、一体感のようなものが生まれたのではないでしょうか。
今後はサッカーはもちろん、けいどろ等の集団遊びにも火が付きそうな予感がします。なんだか楽しみです~(^^♪
リクコーチ、タクミコーチ、貴重な体験をありがとうございました!
2024年12月18日
ようちえんであそぼう♪ お知らせ
1月、2月も幼稚園開放「ようちえんであそぼう♪」開催します。
今回から園庭の開放だけではなく、お遊戯室も開放し、製作遊びや室内遊びを楽しめるようにいたしました。内容は次の通りです。
開催日:1月23日(木)、2月21日(金)
時 間:10時から12時
内 容:
1月23日(木)
戸外遊び、室内遊び、プラ板キーホルダー作り
2月21日(金)
戸外遊び、室内遊び、染め紙遊び
室内遊びを希望の方は、履き物のご用意をお願いします。
予約不要で、出入りも自由です!お気軽に遊びにきてください。
2024年12月17日
お餅つき
今日は楽しみにしていたお餅つき!
前日から教室で練習をしたり、「筋トレしてくる!」と意気込んでいる子もいました。

朝からもち米を蒸かす良いにおいが漂います。
さぁみんなが集まってお餅つき開始!
搗く前のお餅はどんな感じかな?
蒸かしたもち米を見せると「お米じゃん!」「お餅じゃないじゃん!」
そうなんです。この形からどう変化していくのでしょうか。
有志のお父さん方に、もち米を杵で潰してもらいます。
大きくて力持ちのお父さんでも大変そう!
「よいしょ!」「がんばれ!」


力持ちお父さんたちのおかげで、みんなが知っているお餅の状態になりました!

ようやく子ども達の出番です!年長さん、年中さんは大きな杵で頑張ります!
勢いがよく、先生が振り回されそうなくらい力強い子もいました。


年少さんと満三歳のお友達は小さな杵で。筋トレの成果が表れていましたね!

頑張って搗いたお餅は、年長さんがきな粉もちと鏡餅にしてくれました。

搗きたてのお餅は柔らかくってとってもおいしそう!
「いただきまーす!」
「おいしい」「おかわり!」

蒸したにおいを嗅いで、もち米の変化を見て、食べて、存分に餅つきを体験することができました。
お正月の準備としてのお餅つきでもありますので、年長さんが作ってくれた鏡餅を飾って、お正月を迎える準備をしてきたいと思います。
2024年10月31日
お芋掘り
5月に年長ゆり組が苗付けをしたお芋が収穫の時期を迎えました。
ご近所の方の畑を借り、当日にもご協力いただいて芋掘りを行うことが出来ました。
「スタート」の合図で足元の畝を掘り始めた子ども達。
ぞくぞくとお芋が顔を出すと、「大きいのとれた!!」「ちび芋ー」「強そうな芋!」等子ども達の嬉しそうな声が青空に響きました。

「土が固い」「お芋とれないよー」「先生手伝って」等、楽しさだけではなく大変さも感じられたようです。
普段汚れを気にする子も、「ママ大きいのとると喜ぶ」と言いながら泥んこになって収穫を楽しんでいました。

汚れた手も頑張った証として、誇らしげに見せてくれました。

その後は年長ゆり組さんが焼き芋の準備をしてくれました。
綺麗に洗って新聞紙、アルミホイルにくるんで副園長先生、園長先生に美味しく焼けるよう託しました。


苗付けや草むしり等のお手入れ、当日の収穫に焼き芋の準備、みんなの口に入るまでにはたくさんの人が関わり、時間と手間が掛かっていること体験を通して知ることができたのではないでしょうか。自然の恵みに感謝して美味しく食べて下さい。
子ども達から、どんな風に調理して食べたのか報告が楽しみです。
2024年10月30日
りんご狩り
年少うめ組のお友達がりんご狩りに出かけました。前々からカレンダーにりんごのマークを描いて楽しみにしていたものの、いざ当日を迎えるといつもと違う朝の流れから緊張していたようで行きのバスの中は少し静かでした。
りんご園に着くと、今日採ることが出来る赤いリンゴの「新世界」「陽光」青りんごの「名月」を順番に全て試食させてくださいました。よほど美味しかったようでなかなか試食が終わらず、おうちの人もびっくりするくらいたくさんのりんごを食べていました。たくさん食べながらもしっかり味わっていたようで、どのりんごを採るかこの時点で決まっているお友達も多くいました。


収穫用のカゴを持ち、りんご畑へ出発です!「りんごのトンネルみたい」と進む道もワクワクです。収穫方法やどの木がどの品種かを教えてもらい、いよいよりんご狩りのスタートです。「おいしいリンゴはどれですか?」とりんご園の人に聞きながらとるお友達もいれば、まるで取り放題のように次から次へとりんごをとっておうちの人からストップがかかるお友達、おじいちゃんおばあちゃんの分までたくさん収穫したお友達と様々で、親子一緒に収穫を楽しむことができました。


お会計の間にも、試食のりんごを食べさせていただき、始まりから終わりまでずっとりんごを食べているお友達もいて、まさにりんご尽くしのりんご狩りでした。

りんご狩りの後はろまんちっく村の広場でお昼を食べて、簡単なレクリエーションを行いました。子どもたちはもちろん、子ども達に負けないくらいおうちの方たちが本気で頑張っている姿がとても素晴らしかったです。
帰りのバスは行きとは違ってとても賑やかに帰ってきました。
みんなでバスに乗り、秋の味覚、収穫を楽しみ、いつもと違う場所でみんなと遊んで特別な一日になりました。りんご園の方、参加してくださったおうちの方、どうもありがとうございました。
2024年10月30日
JR日光線に乗る日
『JR日光線に乗る日』は、年長組さんが毎年特に楽しみにしている行事の一つ。駅の仕組みや電車の乗り方、公共施設でのマナーや過ごし方を学ぶ事を目的としています。
お弁当よし!水筒よし!身支度を整えて、いざ出発!!
JR宇都宮駅に到着し、階段を上ると、まず目に入ってきたのは長~い点字ブロック。
「絵本に出てたやつだ!」
目を閉じて踏んでみると「すごいボコボコしてる」「これ踏んでいくとどこまで行くのかな」
少し前に保育の中で触れたこともあり、子どもたちは興味津々。邪魔になるといけないので、ブロックを踏まないよう脇をたどって行くと券売機へと到着しました。
切符の購入に挑戦しました。

「お金はここ?」「全部入れていいの?」

「ボタンの場所が高いね」
自動改札はみんなドキドキです💦

電光掲示板でどの電車に乗るのかを確認して…

「5って書いてあるね」「5ってどこ?」構内の奥に5番線を発見!

構内を歩いていると、至る所に黄色い点字ブロックを発見!
「ここにも点字ブロックだ!」「踏まないように行こう!」
5番線に到着し、黄色い点字ブロックの後ろで並んで待っていると…


音楽と共に電車が来ました。
「あれ、きれいな音楽が流れてきた」「これなら目が見えない人でも電車に気付くね」
良いところに気が付きましたね。電車に乗り込み、いざ出発です。

車中、英語の車内放送に気が付きました。「あれ?英語で何か言ってる」「外国の人がいっぱいいるからじゃない?」「色んな人に優しいね!」と子どもたちの想像は膨らみ、会話が弾みました♪
楽しい電車の旅もあっという間に終わり、鹿沼駅に到着。改札で駅員さんが「このスタンプは特別なんだよ」と切符に記念スタンプを押してくれました♪とてもいい記念になりましたね(^^♪

その後は最寄りの公園で昼食をとり、しばしの自由時間に。たまたま居合わせた小さいお友達に気を配りつつ、沢山の見慣れない遊具を前に子供たちは大はしゃぎでした。


今回の旅では、点字ブロックや電車が来ることを知らせる音楽、英語での音声案内から、海外の人や体の不自由な人など誰にとっても優しい仕組みがあることを発見し、多くの気づきを得ることができました。これからも周りの環境に興味を持ち、気づいた事についてさらに考える事が出来る機会を大切にしていきたいと思います。
2024年10月17日
防火のつどい
年中児たんぽぽ組が、宇都宮市幼年消防クラブ主催の「第36回幼年消防防火のつどい」に参加しました。「防火のつどい」は劇や映画の鑑賞、消防車両の見学を通して、防火・防災意識を高めることが目的です。
前日からも「消防車見に行くんだよ!」と他のクラスのお友達にも嬉しそうに自慢する姿がありました。当日も会場までの道中に消防署を見つけると「ここじゃないの?」「今は火事ないみたいだね」などとお話ししながら移動していきました。
アンパンマンの劇では、火の取り扱いについて学びました。火事の原因やどうすべきだったのかをキャラクターたちと一緒に考えながら見ていました。「(火をつけたまま)他のところに行っちゃだめ!」「火が大きくなってきてる!」と一生懸命に指差ししながら伝えていました。この後どうなってしまうのかを予測できていたから、このような発言ができたのだなと感心しました。

消防車両の見学では、「大きすぎる!」「かっこいい!」と感激していました。消防車両との写真撮影の際、様々な種類の車両がある中、子どもたちは「一番大きい」という理由ではしご車を選択しました。間近で見て、消防車両の迫力を大いに感じることができたようです。

帰りのバスで「楽しかった!」「映画の悪者がちょっと怖かった」と今日の感想を話してくれました。中には、「火は大人がいないとダメなんだよ」「火は危険だよ」と防火のつどいを通して得た知識を話してくれる子もいました。日頃、火を目にする機会が少ないからか、火の取り扱いについて全てを理解することができなかった様子でしたが、子どもたちなりに感じ、防火について考える良いきっかけになったようです。