2022年10月

    芋掘り

    春に年長ゆり組が植えた芋の苗が、収穫の時期をむかえました。土の中に埋まっている芋がどのくらいの大きさになっているのか、ワクワクしながら畑に向かいました。

    畑をお借りしている阿部さんにご挨拶をして、掘り方を教えてもらい、芋ほりのスタートです。

    どのクラスも「頑張ってたくさん掘るぞ」とやる気満々で、みんな夢中になって掘っていました。一本の苗に1個の芋ではなく、5,6個の芋がなっていること、また同じ苗でも形や長さが違い、芋によって埋まり方全然違う事に気が付きました。収穫した芋を「バナナみたい」「おばけみたい」など物に例えて形の違いを楽しんでいました。

     

     

    芋は深くまで埋まっていて、掘っても掘っても抜けません。芋は見えているのに引っ張っても取れません。「ねじりながら引っ張ったらとれるよ」と試してみますが、それでも抜けません。さらには土も固く手も汚れて、虫も沢山いて収穫するまで「まだとれない」と大苦戦していました。

    そしてゆり組さんとたんぽぽ組さんには焼き芋の準備をしました。全部で45本。ゆり組さんは一人3本程、水で土を落とし、新聞紙とアルミホイルにくるみました。水で洗ってもなかなか土が落ちず、時間をかけて一生懸命こすっていました。新聞紙やアルミホイルも、破けてしまったり、芋がはみ出してしまったりして何度も巻き直していました。終わってから子ども達に聞くと、お芋掘りよりも焼き芋の方が大変だったと言っていて、終わった後は「おわったあー!!」とテラスで休んでいました。

     

    芋が収穫できるまでに、たくさんの人が協力してくれて時間が掛かっていること、また収穫するにもたくさんの力がいること、そして、美味しく食べるまでにもたくさんの手がかかっていること、

    お泊り幼稚園のカレー作りを思い出し、また改めて大変さを身をもって感じることができたようでした。

    今日のおやつの焼き芋は、お家で大事に大事に食べていることでしょう。今回の行事を通してもう一度、食事の時の挨拶や、食べ物の大切さを考えて行きたいと思います。

    JR日光線に乗る日

    年長ゆり組が宇都宮駅から日光線に乗ってきました。

    前から「電車乗るの楽しみ」と、楽しみ過ぎて前日眠れなかった子がいたくらい、この日をとても楽しみにしていました。

     

    駅に着くと止まっている電車を見つけて「あそこにも止まってる!」「何両編成かな」と大興奮でした。また構内に入ると、みどりの窓口や、路線図の料金表、切符の発券機、子ども達の目に映るもの全てが新しく、キョロキョロと様々な物を見渡していました。

     

    乗車賃の120円を無くさないように握りしめて券売機に並び、買い方を教えてもらいながら自分達で切符を買いました。大人の私たちも切符を買うのが久しぶりで、子ども達に伝えながらも迷ってしましました。

    改札を通る時には、扉が閉まらないようにと切符を入れて猛ダッシュで通り抜けていました。切符を入れて切符を取る、降りた駅まで持っていないと駅を出られないというのも、切符ならではの経験です。もともとの電車の乗り方を経験しましたが、切符での乗り方が分かると、キャッシュレスでの乗り方も、すぐに分かると思います。

          

     

     

    鹿沼駅に到着し電車を見送った後は、ニューサンピアに行き昼食を食べて、普段とは違う大きな遊具で遊びました。

     

     

    今回「公共の場」という園外保育で、駅や電車で大声を出したりふざけたりせず、またエスカレーターは1列になって利用したりと「周りの人の迷惑にならないように」と公共の場でのマナーを意識して過ごすことができました。また、英語でのアナウンスを聞いて外国人の様子を思い浮かべたり、切符の買い方や、改札の通り方、駅には沢山のホームがあって、いろいろな所に行ける事、様々な事を知ることができました。

     

     

    秋の遠足

    先日の交通安全教室でのお約束を確認すると、道路の端をあるこうとしたり、車が来ないかよく確認したりしながら、子ども達なりに気を付けているようでした。

    そんな中「み~ぎ、ひだ~り、み~ぎでおしまい!」だと、すぐに赤信号に変ってしまうことに気が付きました。

    「どうしよう…。」

    「あっ、先生が見ればいいんだ!」という結論に至りました。

    少しずれてしまいましたが、子どもらしさに笑ってしまいました。

     

    道中の工事現場、走り去る自転車の様子、出会う人々、あちこちに「なんで? どうして?」の連発でした。とても多くの刺激を受けました。

       

    中丸公園でお昼を食べると、あっという間に帰る時間となりました。もちろん帰りも歩きます。

     

    幼稚園に近づくにつれて、どんどん険しい表情になっていきましたが、最後まで本当によく頑張っていました。おうちの方に「行ってきたよ!」と自慢気に話す姿からも、歩ききった達成感をそれぞれが味わえたことがうかがえました。たくさん褒めてもらえて、満足感も得られたようでした。

     

     

     

     

     

     

     

     

     

     

    幼年消防 防火の集い

    今日は楽しみにしていた防火の集い。

    前日は早く寝たり、いつもより早く登園したり、とても楽しみにしていた様子です。

    バスに乗ると大興奮!!

    膨らむ気持ちを少し落ち着かせてから出発しました。

     

    会場では、消防音楽隊による素晴らしい演奏を楽しみました。

    その後、作新学院女子短期大学 児童文化部による「アンパンマンの焼き芋祭り」

    宇都宮西消防署による「ヒケシレンジャー」を観劇しました。

    盛り上がったり怖がったり、劇を通して火事の怖さを知ることができました。

    最後は代表園児が前に出て

    「ぼくたちわたしたちは ぜったい ひあそびはしません」

    と、みんなで誓いました。

    外に出て消防車と消防士さんと写真を撮りました。

    「タイヤ大きい」「梯子、あんな高い所どうやって上るんだろう」

    「消防士さんって怖くないのかな」等、子ども達なりに感じたことがあるようです。

     

    火事はいつ自分の身に起こるか分かりません。

    火事が起きると大切なものがたくさん失われます。

    子ども達には今後も誓いの言葉を忘れず過ごして欲しいと思います。

    そして大人も、改めて身の回りに危険がないか確認する必要があると再認識しました。

    交通安全教室

    今日は宇都宮市役所生活安心課の方に来ていただき、交通安全教室を行いました。

    今週の金曜日には実際に道路を歩く≪秋の遠足≫があるので、そこに向け「しっかり道路での約束を覚えよう!」と約束をしてから移動しました。

    実際に道路を歩く機会が近いこともあって、指導員さんのお話を静かに聞いたり、知ってる問題に対しては、われ先に答えたりと、当事者意識を持ち、真剣に参加することが出来ました。

      

    中でお話を聞いた後は、外に出て実践練習です。

    「手を挙げるのは、ここにいるという合図」と教わると、これでもかというほど手を伸ばしていました。また前半のお話の中で教わった「右、左、右でおしまい」としっかり唱え、且つ自分の目で左右の確認をしてから道路を横断することができました。横断歩道を安全に渡る術を知ることができましたね。

       

    今日教わったことを守って、秋の遠足は安全に歩きましょうね。

     

     

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