芋掘り

春に年長ゆり組が植えた芋の苗が、収穫の時期をむかえました。土の中に埋まっている芋がどのくらいの大きさになっているのか、ワクワクしながら畑に向かいました。

畑をお借りしている阿部さんにご挨拶をして、掘り方を教えてもらい、芋ほりのスタートです。

どのクラスも「頑張ってたくさん掘るぞ」とやる気満々で、みんな夢中になって掘っていました。一本の苗に1個の芋ではなく、5,6個の芋がなっていること、また同じ苗でも形や長さが違い、芋によって埋まり方全然違う事に気が付きました。収穫した芋を「バナナみたい」「おばけみたい」など物に例えて形の違いを楽しんでいました。

 

 

芋は深くまで埋まっていて、掘っても掘っても抜けません。芋は見えているのに引っ張っても取れません。「ねじりながら引っ張ったらとれるよ」と試してみますが、それでも抜けません。さらには土も固く手も汚れて、虫も沢山いて収穫するまで「まだとれない」と大苦戦していました。

そしてゆり組さんとたんぽぽ組さんには焼き芋の準備をしました。全部で45本。ゆり組さんは一人3本程、水で土を落とし、新聞紙とアルミホイルにくるみました。水で洗ってもなかなか土が落ちず、時間をかけて一生懸命こすっていました。新聞紙やアルミホイルも、破けてしまったり、芋がはみ出してしまったりして何度も巻き直していました。終わってから子ども達に聞くと、お芋掘りよりも焼き芋の方が大変だったと言っていて、終わった後は「おわったあー!!」とテラスで休んでいました。

 

芋が収穫できるまでに、たくさんの人が協力してくれて時間が掛かっていること、また収穫するにもたくさんの力がいること、そして、美味しく食べるまでにもたくさんの手がかかっていること、

お泊り幼稚園のカレー作りを思い出し、また改めて大変さを身をもって感じることができたようでした。

今日のおやつの焼き芋は、お家で大事に大事に食べていることでしょう。今回の行事を通してもう一度、食事の時の挨拶や、食べ物の大切さを考えて行きたいと思います。

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