JR日光線に乗る日

    年長ゆり組のお友達がJR日光線で乗車体験をしてきました。

    駅の仕組みや、電車の乗り方、公共施設でのマナーを体験することを目的としています。

    宇都宮駅に到着し、まずは切符の購入です。硬貨をしっかり握りしめて、券売機で自分で購入します。出てきた切符を嬉しそうに見つめ「値段が書いてある!」「時間も書いてある!」「ちょっと固いね」「オレンジで後ろは真っ黒」「匂いするかな」と、小さな切符一枚でもたくさんの発見がありました。

      

    購入した切符で自動改札を通ります。ここでも切符に変化がないか目を光らせる子どもたち。すかさず「穴開いた!」と穴をのぞいたり、穴をなでたりと変化を楽しんでいました。

    改札を通過したら日光線の停まる5番線を探します。上にも下にも壁にも、たくさんの所に表示があり、すぐに見つけることができました。事前に図鑑で見ていた、新幹線やエレベーター、エスカレーターなどのマークもあちらこちらにあり、発見を楽しみながらホームへと降りていきました。

    ホームへ降りてからも、子どもたちの興味は止まりません。色々な音や音楽が聞こえたり、放送が聞こえたり、みんなが乗る電車はどっちから来て、どっちに向かうのかを予想したり、向こう側の線路に停まっている電車を観察したり…子どもたちの五感は常にフル活動でした。

    いよいよ乗車です。電車内でもたくさんの所に様々な表示があります。優先席に気付く子、吊り革に気付く子、乗車口の床に点字ブロックを見つける子、景色を楽しむ子、景色を見ながら踏切を数える子とそれぞれがたくさんのことを感じながらの乗車になりました。

    降車後は、記念に切符を持ち帰れるよう、駅員さんにハンコを押してもらいました。

    公園へ移動し、お昼を食べてたっぷり遊んで帰りました。公園からは「先生、富士山!」「東京タワーも見えるよ!」と近くの山や鉄塔がとても特別なものに見えたようで大興奮。たった二駅の乗車体験が、子どもたちにとっては、すごい大冒険だったのだなと感じました。

        

     

    今回の園外保育は、発見を楽しみながらも、それに対してどうしてだろうと考える良い機会になりました。駅は色々な人が利用することから、みんなが使いやすいような仕組みになっていることにも自然と気付くことができました。これからも、色々なことに目を向けながら「なんでだろう」とたくさん考えてみましょうね。

     

     

     

    防火の集い

    10月9日㈭年中たんぽぽ組さんが、幼年消防防火のつどいに参加しました。

     

    たんぽぽ組では消防車や火事についての絵本を読んで、当日に向けて気持ちを作ってきました。

     

    防火のつどいが始まると、消防音楽隊による素晴らしい演奏に合わせ、歌や踊りを楽しみました。

    その後は作新学院女子短期大学の学生による「アンパンマンのやきいもまつり」、宇都宮西消防署による「ヒケシレンジャー」を観劇しました。

    火が出てくる場面になると「危ない」「怖い」という声も上がっていました。

    最後は「ぼくたち わたしたちは ぜったい ひあそびはしません」と、会場の全員で誓いました。

     

    外では消防車、消防士さんと写真撮影。

    「乗ってみたいな~」「何かくるくる回っている」と車体に興味津々でした。

    園に戻ってから、消火器や消火栓の場所を確認しました。

    お遊戯室のカーテンが燃えない素材になっていることも知りました。

    火事を起こさないためには、もし起きてしまった時には、ということを良く考えた一日でした。

    防火の集いが防災について考えるきっかけとなるよう継続的に働きかけていきます。

     

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