秋の遠足

    気持ちのいい天候の中、秋の遠足へ行きました。

    意気揚々と出発した子どもたちでしたが、どんどん道を進んでいくと「まだ?」「お腹空いた」など弱気な発言もちらほら聞こえました。目的地の「健康の森」が見えると、表情がパッと明るくなり、足取りも軽くなりました。

      

    森に入ると、子どもたちは喜んでドングリやクヌギ、セミの抜け殻など秋ならではの自然物を見つけてはお互いに教え合ったり、見せ合ったりしていました。

    その中でキノコに詳しいお友達がキノコを探し始めると、他のお友達もキノコ探しが始まり「ホコリダケ」というキノコを発見しました。触れるとホコリのようなものが舞う様子に、みんな興味津々でした。秋=木の実を連想しがちでしたが、キノコという新しいジャンルに目を向けると、たくさんの発見があり、より探索が楽しそうでした。

       

    探索を楽しんだ後は、お待ちかねのお弁当タイムです。お弁当を食べたら子ども達の元気も復活!広い芝生で走ったり、踊ったり、寝転んだり…思い思いに過ごしていました。

        

    楽しく遊んだ後は帰園です。帰り道にバスを見かけると「これに乗ったら幼稚園に帰れる?」なんて声も聞こえましたが、頑張ってみんなで歩いて帰りました。途中眠くなってしまい半目になってしまったり、目をつぶってしまったりする子もいましたが、幼稚園が見えると笑顔になり、全員で最後まで歩ききることが出来ました。

     

    今まで興味がなかったものでも、お友達の影響を受け一緒に探す姿や、何もない広場でもお友達と一緒に遊びを生み出す様子を見て、集団生活においていかにお友達の存在が大切で偉大なものなのかを改めて感じました。最後まで歩ききれたのも、一緒に頑張った「お友達」がいたからなのではと思います。これからもお友達との関わりを更に深めながら、生活していって欲しいです。

    園児の皆さん、引率してくださった役員さん、お疲れさまでした。

     

    お芋掘り

    近隣の方の畑をお借りして、今年もお芋掘りを行いました。

    「大きいのとる!」「ご飯たくさん食べてきたからいっぱいとれるよ!」「早く畑行こうよ!」とやる気に満ち溢れた声がたくさん聞こえてきました。畑が見えると子どもたちの表情が一段と明るくなり、「たくさんできてる!」「土のにおいがしてきた!」と感じたことをたくさん話してくれました。

    「全部とっちゃうよ!」と息巻いていた子どもたち、宣言通り全て収穫することができるのでしょうか?勢いそのままにお芋掘りスタートです。

    掘り進めると湿った土がたくさん手にまとわりつき、飛び出してくる虫に阻まれ、大苦戦の子どもたち…。お芋一つ掘り出すのにもとても時間を要しました。時間がかかったからなのか、苦労したからなのか、掘り出せた喜びはひとしおで「大きいのとれた!」「見て見て!」「写真撮って!」と嬉しそうに報告してくれました。

    「先生手伝って」「硬くて掘れない!」そんな声が聞こえた時には、ゆり組さんや周りのお友達が進んで協力して掘る姿もあり、見ていてとても頼もしく感じました。

    約250本もの苗からできたたくさんのお芋は、子どもたちの手によって40分かけて全て収穫されました。時間はかかりましたが「全部とっちゃうよ」を達成することができました。本当によくがんばりましたね!

    このお芋掘りを通して、肌で感じることができたと思います。この気持ちを忘れずどんな食べ物に対しても感謝の心を持ち、美味しくただいて欲しいと思います。

    焼き芋、蒸かし芋、スイートポテト、楽しみ方も様々です。お芋をどんなふうに食べたのか、これから子どもたちのお話を聞くのがとても楽しみです。

     

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