豆まき

     

    諸説ありますが、立春=一年の始まりと考えられ、一年が始まる前の日に邪気を追い払い、良い年を迎える、そんな意味を込めて「追儺」という行事が行われており、それがこの「豆まき」の起源だそうです。

     

    意味合いはそれぞれの学年に合わせ伝え、そのうえで製作を楽しんだり、どうやったら鬼をやっつけられるか会議をしたりしながら今日を迎えました。

     

    鬼が現れる前は「鬼呼んじゃう?」なんて余裕の声も聞こえましたが、いざ鬼が登場するとその表情は一変。「鬼は外!福は内!」と言う余裕はほとんどなく、静かに、でも鬼をやっつけようと、ひたすら豆を投げつけていました。

     

    鬼が退散すると安堵の涙を流し、抱き合うクラスもありました。怖がりながらも、よく頑張りましたね!

     

    豆まきを行うにあたり、年少うめ組さんは鬼=怖い物という先入観を和らげられるよう鬼対策会議を開いたようです。「小鬼やお母さん鬼かも?それなら、怖くないね!」なんて話をしていたようですが、やはり怖いものは怖かったようです。

     

    年中たんぽぽ組さんは、自分の中の悪い鬼を退治しよう!と意気揚々と豆まきに出発し、豆まき中は終始冷静でしたが、升にたくさん豆が残っている子がいました。強がってはいても怖かったようです。

     

    年長ゆり組さんでは、そもそも鬼は皆を倒しに来るのではなく、自分の中の悪い鬼を退治するために、目に見える形で鬼としてやってくるということを話しました。そして前日から「自分の悪い所はどこか」を考え、自分の欠点を見つめ直すいい機会になりました。豆まきをして鬼退治は出来ましたが、心の中の悪い鬼を本当に退治できるかは、今後の子ども達次第です。自分の欠点に注意して生活し、更にかっこよくなってくれることを期待しています。

     

    学年によって捉え方は異なりますが、節分という行事をそれぞれが楽しむことが出来ました。邪気を追い払えた子ども達に、良い一年が訪れますように…

      

    おもちゃランド(小学校訪問)

     

    先日、城山東小学校の2年生から「おもちゃランド」への招待状が届きました。

    それを子ども達に配ると…「早く学校行きたい!」

    「この招待状をかいてくれた子に会えるかな!?」

    とこの日を心待ちにしていました。

     

    体育館へ到着し、皆で学校探険をしたら、お待ちかねのおもちゃランドです!

    最初は緊張や戸惑いから表情が固く、静かでした。しかしお兄さんお姉さんに優しく教えてもらったり、褒められたり、ゲームを楽しんだりしているうちに、緊張もほぐれ、いつもの笑顔が見られました。また普段は幼稚園の最年長児として頑張っているゆり組さん。小学生がやってくれそうになっても自分で出来る所は「それなら出来るよ!」と話す姿に、改めてたくましさを感じました。

         

     

    実際小学校へ行き、真新しい物をたくさん見て、幼稚園との違いに気付き、小学生と触れ合いを楽しんだことで、今まで以上に進学への期待が深まったようです。その気持ちを大切にしながら、残り30日間の幼稚園生活を楽しんでほしいです。

     

    城山東小学校の2年生の皆さん、ありがとうございました。

     

     

     

     

     

  • 16/0
  • アーカイブ

  • カレンダー

    2025年7月
     123456
    78910111213
    14151617181920
    21222324252627
    28293031  
  • 最近の投稿